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書いた記事数:35 最後に更新した日:2019/06/22

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虹水ブログ

荒波を越えて

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    易の館のお客様で、90代を間近に迎える女性との出会いがありました。

    その方は自分誌を執筆中とのこと。
    本を出版するにあたり、ペンネームを使うか本名を使うかで迷っていて判断を仰ぎたい、といった経緯で易の館にお越しになったのでした。

    幾つかお話をしていく中で、ふと気にかかり「もしかして学校の先生をしておられたんですか?」とお聞きしたところ、
    かつて小学校の教師で、またその小学校は沖縄史に残る悲惨な墜落事故が起きた所である、とのこと。
    目に涙を浮かべながら、凄惨な事故の一部始終をお話ししてくださいました。

    「月日の経つのは早いものです。私の教え子達は今頃どうしていますかね…」

    そうつぶやく女性のお顔には、荒波を越えてきた人生の尊さと優しさが刻まれていました。
    おそらく事故の衝撃と、それに伴う精神的な苦痛は相当なものであった事でしょう。
    そこから立ち直り、今このようにお元気にされているという事は、ご先祖の御加護と御神仏の功徳をいただいているお方であることが読み取れます。

    しばらくお話をして後、自分誌のお名前の件に関しては、「親が良かれと思って我が子に付けた名前が一番かと思います」とアドバイスを差し上げました。

    「良かった、同感です。ではそうすることにします。
    今日はお伺いして良かった!またお会いしたいです。」

    そうおっしゃってお帰りになられました。

    ふと、このお方の人生に思いを馳せた時、苦難はあったとしても幸せであっただろうな、ということが直感的に伝わってきました。
    「徳」のある生き方をしている方というのは、たとえ困難があったとしても乗り越えていけるものなのだという事を、この方を通して改めて思い知った一日でした。

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