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書いた記事数:36 最後に更新した日:2019/10/16

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虹水ブログ

栄枯盛衰

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    某銀行ATMの前での話し。
    お金を下ろそうと、ATMの場所に行くと7〜8名の人が並んでいました。
    先頭を見てみると、60代ぐらいの男性が操作にとまどっている様子。

    ジャフェーナトーサ、番号ワッシティ」(大変なっている、番号忘れたさ)
    どうやら暗証番号を忘れてしまったようです。

    他にもぶつぶつと何か言っているので耳を澄ましてみると、
    月に一回しか銀行に用事が無いから…」と独り言。
    そしてすぐに「あっ思い出した」と言ったかと思うと正しい番号を打ち込んで操作を終え、
    ほっとしたような顔で頭を下げて帰って行ったのでした。

    その後姿を見ながら、「私もそのうちこうなるのかな…」などと考えを巡らしていましたが、
    ふと気付いたことがありました。
    順番を待っていたのはほぼ全て60代以上のお年寄り。
    そう、その日は年金の支給日だったのです。
    道理で待ち時間が長い訳です(笑)

    年とともに物忘れが酷くなっていく…これも人生の盛衰のリズムです。
    まばたきをする程のあっという間に人は老いていきます。
    輝かしい人生の一瞬一瞬を大切にして、頑張って生きていこう。
    そう思わされたひとときでした。

    父の一周忌

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      実父の一周忌でのお話。
      父の一周忌には本土から来た人も含め、身内の者が大勢集まりました。

      私は実家の仏壇をあずかっている為、準備にてんてこまい。
      来る機会の限られている本土在住組は、「ついでだからヤンバルの墓参りまで行きたい」
      との事だったので、中型バスと運転手までチャーターしてヤンバルへ。

      バスの中では、皆久しぶりに会う一族との語らいに夢中で、大騒ぎでした。
      帰りはドライブインでコーヒーを飲み、レストランで食事をした後、車で移動してカラオケへ。
      皆歌って踊って、大ハッスル!
      飲み物も食べ物もじゃんじゃんオーダーして、老いも若きも、もう最高に楽しいひとときでした。
      私は疲れて歌うどころではありませんでしたが(笑)。

      にぎやかな会合もおひらきになる頃、息子がさっと部屋を出て行き会計を済まして戻ってきたのですが、なんだか浮かない顔。
      いくら支払ったの?」と聞くと「しむさ(いいよ)」との返事。
      とは言え憮然とした態度だったので、財布を見せてもらうとあら空っぽ。
      あい、ごめんね、母ちゃんが払うよ!」と言った途端に機嫌が直りました(笑)。

      ぐったりと疲れた一日でしたが、とても楽しかった!
      Familyっていいですね。あらためて思いました。

      この日で一段と親族の絆が深まったような気がします。
      父に感謝!

      世代を越えた家族の絆

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        70代の女性のお話です。

        この方の母親が現在老人ホームに入所しているのですが、先日父親が亡くなり、息子が老人ホームを訪ねた際にその事を伝えたそうです。
        するとおばあさんは、
        シミルスル、じょうとうやさ!」と返答したとのこと。
        つまり「よかったさ、いいんじゃないの」といった返答をされた訳です。

        息子はこれを聞いてショックを受けました。
        とうとうばあちゃんが認知症になってしまったのだと。

        家に帰り、二人でその話をしました。
        ばあちゃんはじいちゃんが亡くなったのに、何も悲しそうにしていなかった…逆に喜んでいる様子だったよ。
        母ちゃんがこうなったらって思うと、凄く不安だよ

        そう話す息子にこの方はこうおっしゃったそうです。
        これは歳を重ねていくと、誰にでも起こり得る事なんだよ。体力・気力が衰えていつの間にか自分が誰かさえも分からなくなる。
        生老病死というものは避けて通る事はできないからねぇ。

        息子は黙ってその話を聞いていました。

        その後、息子は今までと変わりなく定期的に老人ホームにおばあさんの顔を見に行っているそうです。

        このおばあさん、誰が来てもわからないのに、この孫が来ると「あんたが一番」と言うそうです。
        幼少の頃から可愛がっていた孫の事を、何かしら覚えているのでしょう。
        孫もそれが嬉しくて、老人ホームへ足しげく通うのでした。

        世代を越えた家族の絆を、窺い知る事ができるお話でした。

        荒波を越えて

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          易の館のお客様で、90代を間近に迎える女性との出会いがありました。

          その方は自分誌を執筆中とのこと。
          本を出版するにあたり、ペンネームを使うか本名を使うかで迷っていて判断を仰ぎたい、といった経緯で易の館にお越しになったのでした。

          幾つかお話をしていく中で、ふと気にかかり「もしかして学校の先生をしておられたんですか?」とお聞きしたところ、
          かつて小学校の教師で、またその小学校は沖縄史に残る悲惨な墜落事故が起きた所である、とのこと。
          目に涙を浮かべながら、凄惨な事故の一部始終をお話ししてくださいました。

          「月日の経つのは早いものです。私の教え子達は今頃どうしていますかね…」

          そうつぶやく女性のお顔には、荒波を越えてきた人生の尊さと優しさが刻まれていました。
          おそらく事故の衝撃と、それに伴う精神的な苦痛は相当なものであった事でしょう。
          そこから立ち直り、今このようにお元気にされているという事は、ご先祖の御加護と御神仏の功徳をいただいているお方であることが読み取れます。

          しばらくお話をして後、自分誌のお名前の件に関しては、「親が良かれと思って我が子に付けた名前が一番かと思います」とアドバイスを差し上げました。

          「良かった、同感です。ではそうすることにします。
          今日はお伺いして良かった!またお会いしたいです。」

          そうおっしゃってお帰りになられました。

          ふと、このお方の人生に思いを馳せた時、苦難はあったとしても幸せであっただろうな、ということが直感的に伝わってきました。
          「徳」のある生き方をしている方というのは、たとえ困難があったとしても乗り越えていけるものなのだという事を、この方を通して改めて思い知った一日でした。

          I'm so Happy

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            去る二月、小中学校の同期会がありました。(ちなみに私は北部やんばるの出身です)

            25年ぶりの再会に、当日は朝から心ここにあらずといった状態でした。
            仕事で開会の時間には間に合わなかったものの、夜には会場に到着。
            会場に入ると、そこには既に30名程の昔懐かしい顔ぶれが。
            皆飲んで歌ったり、踊ったり。もう話し声も聞こえないほどワイワイと活気に満ちた空間でした。

            昔話に花を咲かせる者、今までの人生を語り合う者、皆笑顔で嬉しそうに語り合う姿は幼いあの頃のまま。
            私も負けじとマイク片手にゆんたくするのでありました。

            Aさん(男性)が言うには、中学の頃、掃除の時間に私に「早くバケツを持って来い ガラスを拭け 水汲んで来い」と指図されてワジワジしたそう(笑)
            Bさん(女性)には「あんたはいつもゆんたくしているか、オルガンを弾いていたよ。授業中はいつも寝ていた」と言われましたが、全く覚えておらず…
            どうやら都合の悪い事は忘れてしまう性質らしい(笑)

            話の尽きない25年ぶりの再会、とても楽しいひと時でした。
            「ふるさとは遠きにありて思ふもの」
            またいつの日か逢わんや我がふるさと、竹馬の友。
            皆いつまでも元気でいてもらいたいものです。